ふるさと納税したから確定申告しないと!
今年からスマホでの確定申告がしやすくなったって聞いたけど、どうやるのだろう?
こんにちは、ケンタローです。
確定申告の季節がやってきましたね。
先日、令和3年分の確定申告を行いました。
実際に医療費控除とふるさと納税の確定申告を行ったところ、20分で全ての作業を完了させることができました。
よって今回は、「より簡単になったスマホ申告」の紹介と「さらにスムーズな確定申告」を叶える事前準備について記事にしてみます。
- 「より簡単になったスマホ申告」のきっかけとなった新機能
- スマホ申告に必要なもの
- 「さらにスムーズな確定申告」を叶える事前準備
スマホ申告は平成31年からスタートしており、マイナンバーカードやマイナポータルの導入を経て、現在に至ります。
簡単にではありますが、スマホ申告の歴史をご紹介します。
- 二次元バーコード認証の導入により、スマホとパソコンを連動させて、マイナンバーカードを使った電子申告(e-Tax)が可能となった
- マイナポータルから医療費控除やふるさと納税のデータを取り込めるようになった
- 源泉徴収票をスマホのカメラで撮影することで簡単にデータを取り込めるようになった(オススメ!)
これまでは、パソコンでマイナンバーカードを使ったe-Taxを行うにはICカードリーダーが必要だったため、Macユーザーは事実上利用できませんでした。
病気や怪我で医療費が発生した場合に適用できます。
控除額=(実際の支払額の合計ー受領した保険金や給付金額)ー10万円
原則として、1年間に支払った医療費が10万円以上だった場合に適用となります。
選んだ自治体に寄付(ふるさと納税)することで、寄付額が(国の)所得税と(住んでいる自治体の)住民税が控除される仕組みです。
- スマホ(iPhone・Android)
- 源泉徴収票
- マイナンバーカード
- 医療費の領収書
- ふるさと納税の控除証明書(詳しくは後ほど)
- マイナポータルアプリ
- 確定申告書作成コーナー(国税庁ホームページ)
マイナンバーカード読み取り機能が付いているものを用意しましょう。
iPhoneなら7以降です!
対応機種に関してはこちらの記事を参考にしてください!
作成済みの方は用意しておきましょう。
まだの方は、昨年分の確定申告には間に合いませんが、今年分以降の確定申告のために、ぜひこちらから作成してみてください。
今回の確定申告からスマホのカメラを使って、源泉徴収票のデータを取り込むことができるようになりました。
源泉徴収票を紙で渡す会社が多いようですが、僕はPDFで受け取ったので、あらかじめ印刷して紙媒体にしておきました。
会社から「.xml」形式のデータでもらっているのなら、直接取り込めるので、それが一番楽です!
マイナポータル
デジタル庁無料posted withアプリーチ
画面をスクロールして、「もっとつながる」からe-Taxと連携します。
僕は今回利用しませんでしたが、ふるさと納税のサイトとも連携できるようになりました。
新型コロナワクチン「接種証明書」アプリをダウンロード済みの方なら既にお持ちのはず!
国税庁ホームページの「令和3年分 確定申告特集」から入ります。
確定申告の流れはこちらを参考にしてください。
確定申告書をいきなり作り始めるのではなく、医療費やふるさと納税について事前に準備しておく方が、スムーズに作成できます。
僕はNotionのデータベースで管理しています。
管理項目は以下の7つです。
- 確定申告チェックボックス(完了/未完了)
- 病院・薬局名
- 診療内容(診察・治療・処方)
- 日付
- 領収金額
- コメント(医療費控除外のものも念の為管理)
Notionの医療費管理表テンプレートを作成したので、ぜひご利用ください。
こちらもNotionのでデータベースで管理しています。
管理項目は以下の8つです。
- 確定申告チェックボックス(完了/未完了)
- 商品名
- 寄付先
- 寄付年
- 寄付日
- 寄付金額
- 口数
- 商品リンク
Notionのふるさと納税管理表テンプレートを作成したので、ぜひご利用ください。
せっかくふるさと納税をしたのに、控除が得られなかったら勿体ないですよね。
二重申告になるわけではないので、不安なら申告しておくのが吉です。
令和3年分の確定申告の提出期限は、通常通りであれば令和4年2月16日(水)〜令和4年3月15日(火)までです。
期限を過ぎても、確定申告をすること自体は可能ですが、期限後の申告は「無申告課税」や「延滞税」が課される可能性があるようです。
今年はオミクロン株の流行で全国的に感染が拡がっており、感染や濃厚接触者指定などで期限までに申告できないこともあるかと思います。
そのような場合のために、4月15日までの間は期限を延長する方法があるようです。(パッと見たところ簡単そうです!)
どこに何があるのか、すぐに見つけられるように管理しておくことをお勧めします。
直前になって慌てて色々を探し始めたら、ミスや申告漏れに繋がります。
あらかじめ管理表を作っておいて、何かあった時にその都度入力していくと、来年確定申告する際にスムーズにできると思います。
ぜひこれらのテンプレートも利用しながら、管理表を作ってみてください。
今回は「より簡単になったスマホ申告」の紹介と「さらにスムーズな確定申告」を叶える事前準備について記事にしてみました。
この記事が、あなたの確定申告のお手伝いになれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
春から社会人になり、初めてのふるさと納税を計画中の方は、ぜひこちらの記事も読んでみていただけると嬉しいです。