「2年生は解剖が大変!」って聞くけど、実際どうなんだろう?
解剖は専門用語が多く、覚える量が膨大で頭がパンクします!
不安です…。
僕も不安でした笑
でも、コツを掴んでしっかり勉強すればなんとかなりますよ!
どうやって乗り越えたんですか?
これから紹介しますね!
※普段から成績が良い人からすると当然のことかもしれません笑
本記事では、成績に自信がない人に向けて解剖学を乗り越える方法とおすすめの教材を紹介します。
1年生は教養がメインで「医学部っぽい」とはあまり言えないかもしれませんが、2年生になると解剖学が始まり、医学部っぽくなります。
医学部っぽくなるので期待に胸を寄せている人もいれば、先輩から「2年生は解剖が大変💦」と聞いて心配になっている人もいるでしょう。
覚える量が膨大であるという点から、「2年生の山は解剖学」と言ってもいいのではないでしょうか。
当時2年生だった僕もかなり苦労しました。
この記事を読んでくださったあなたには、僕のように途中からではなく、最初から解剖学を効率的に勉強してもらいたいです。
- 解剖学の勉強で押さえておきたい3つのポイント
- 解剖学の勉強におすすめの教材(アプリも紹介)
- 解剖学の勉強法(参考までに)
僕の大学では、解剖学の試験は5回にかけて行われ、そのトータルが解剖学の成績になるというものでした。
僕は始めの1,2回はなかなかコツを掴めず、点数もかなり低かったことを覚えています。
しかし、3回目を過ぎた頃には自分の中で勉強方法が定まってきて、そこから挽回して合格できました。
勉強が苦手な僕でも解剖を乗り越えられたので、少しはお役に立てる勉強方法かと思います。
解剖学の勉強を始める前に伝えておきたいことがあります。
5,6年生になって「今解剖やりたい!」と思うことが多いです。これは僕だけでなく周りの友人も言っています。
CBTやポリクリ(臨床実習)を終えて、ある程度人間の身体や疾患についての知識が増えてきました。
今の、この知識を持った状態で「解剖やりたい!」と思うのです。
5,6年生になった時に「あの時もっとやっておけばよかった…」と後悔することのないようにしてくださいね!
解剖学の試験は、大学にもよるかもしれませんが身体の構造を覚えるだけでなく、それぞれの英語も覚えなければいけません。
とにかく覚えることが山のようにあり、頭がパンクします。
ですが、教科書と実物を一致させながら頭の中で整理することができれば乗り越えられると思います。
解剖学の勉強で押さえておきたいポイントを3つ伝えたいと思います。
当たり前のことなのですが、これを最初に持ってきたのには理由があります。
解剖学は1体のご遺体を4〜6人で解剖することになります。
全身を同時に解剖するわけではないので、実際に解剖部位を操作するのは1〜2人です。
単純計算で3分の1の時間しか操作できません。
限られた操作時間を大切にしましょう。
教科書と向き合うより、自分で操作している時間の方が記憶に残りやすいですよ!
僕の経験上、予習をした日としてない日とでは理解度が全然違ったと思います。
実習が始まってから、「さあ、今日は何をやるのかな?」と教科書を見るのではなかなか先に進みません。
ある程度、その日の実習の流れを把握してから取り組むほうが実習内容がスムーズに頭に入ってきます。
初めて見る言葉や図がほとんどだと思うので、そこまでガッツリ予習する必要はないです。
「へー、手順はこんな感じなのね!」くらいでいいと思います。(解剖以外にもやることはあるでしょうから)
「この操作をしたら、この構造物が見える」ということは実習前に把握しておきたいところです!
後半でしますが、解剖学を勉強する時にぜひ使ってほしいイラスト教材(プロメテウス・ネッター)があります。
筋肉や骨、動脈、静脈、神経、リンパなどが色分けされていて非常に見やすいです。
最終的に覚えたいのは本物の筋肉や血管ですが、構造を理解する上でイラスト教材はほぼ必須と言っていいでしょう。
構造を頭の中でイメージするのに最適の教材です!
当時かなり重宝していました!
先程少し触れましたが、解剖学を勉強する時に是非活用していただきたい教材があります。
これから紹介する教材は、実際に僕が使っていたもの、友人が使っていたもの、当時はなかったが今はあるもの(アプリ)です。
参考になれば嬉しいです。
解剖学の実習をする上で確認しておきたい手順が書いてあります。
予習だけでなく、実習中にもこまめに確認しながら進めていきましょう。
この2つは、正直言ってどちらでもいいと思います。好みです。
プロメテウスはCGっぽい感じで、ネッターはスケッチ風といったところでしょうか。
ちなみに僕はプロメテウスを使っていました!
書き込むスペースも豊富で図も見やすいのでいいですよ!
試験前は、イラストでイメージを掴むだけでなく、写真を見て勉強するのがいいです。(実際のテストは写真でしょうから)
ヒューマン・アナトミー・アトラス2021
Visible Body¥3,060posted withアプリーチ
アプリの良い点は、本では再現しきれない立体性を再現できるという点です。(構造物の奥行きや配置をイメージしやすいです)
さらに検索機能も備わっているので、調べたい部分がすぐ見つかります。
アプリに関しては、たまにセールで安くなる時があるので安くなったタイミングで購入するのがいいでしょう。
僕が2年生の時にも使えたらよかったな…😂
解剖実習室にスマホやタブレットを持ち込めないと思います。(大学による?)
まずは本で勉強を進めていくのがいいかと思います。(実習室に持って行けますし)
最後に僕が実際にやっていた解剖学の勉強法を紹介します。
参考にしていただければ嬉しいです。
とはいえ、人それぞれ自分に合った勉強法があるでしょう。
これから紹介する方法に自分なりのアレンジを加えていきながら勉強してみてください。
「カラーアトラス」の構造の名称部分を隠して、矢印が指す構造を言い当てられるかを確認しながら進める。
各構造の英語も勉強することになるでしょう。
これが本当にキツイです…😫
「プロメテウス」は、日本語の下に英語が表記されているので日本語で名称を覚える時に一緒に英語も覚えるのがいいと思います。
今回は、成績に自信がない人に向けて解剖学を乗り越える方法とおすすめの教材を紹介しました。
はじめにも言いましたが、5,6年生になって「今解剖やりたい!」と思うことが多いです。
僕だけでなく周りの友人も言っています。
2年生の時は、ほとんど医学的知識を知らないのに覚える量が膨大なので大変だと思います。
大変なことはわかってる上で最後に伝えます。
2年生のうちにできるだけ頑張って、5,6年生になった時に「もっとやっておけばよかった…」と後悔することのないようにしてくださいね。
[…] 1 解剖学の勉強法とおすすめ教材【成績に自信がない人へ】 […]