学会発表のポスター・スライドに最適なフォント3選
学会発表で使うスライドやポスターにどのフォントを使えばいいのかわからない…。
迷ったらとりあえずこの3つを使えば大丈夫です!
学会発表のスライドやポスターで、どのフォントを使えば良いのか迷ったことはありませんか?
「文字が読めればどれでもいいのでは?」と思いがちですが、実はフォントの選び方ひとつで、資料の印象や読みやすさは大きく変わります。
「可愛ければいい」「かっこ良ければいい」というわけではないんです。
この記事では、学会資料に適したおすすめのフォントを3つご紹介し、それぞれの特徴や使いこなし方を詳しく解説します。
フォント選びに迷わなくなり、見やすく伝わりやすい資料が作れるようになるヒントをぜひ掴んでください。
- フォント選びに迷わなくなる
- 読みやすくて伝わる資料が作れる
- フォント選びの時間が短縮され、内容に注力できるようになる
フォント選びで困る理由とは?
学会発表の資料で失敗しないために
学会発表の資料において、フォント選びは非常に重要です。
どのフォントを選ぶかで、資料の読みやすさや印象が大きく変わります。
フォントには多くの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
実際どれくらいあるの?
総数で言えば数千〜数万以上の種類があるとか…!
そのため、適切なフォントを使わないと、資料が読みづらくなり、評価に影響を与えることがあります。
特に学会発表では、多くの人が一度に資料を見るため、「パッと見てすぐに理解できるフォント」を選ぶことが求められます。
例えば、適切でないフォントの代表例として「MSゴシック」が挙げられます。
「MSゴシック」さん、悪い例に挙げてしまって申し訳ありません🙇
これに対して、今回紹介する「游ゴシック」「ヒラギノ角ゴシック」「メイリオ」といったフォントは、これらの問題を解決し、見やすく整った印象を与えてくれます。
適切なフォントを選ぶことで、聴衆にとってわかりやすい資料を作ることができ、学会での評価も高まりますよ。
フォント選びは発表成功の第一歩です!
おすすめフォントはこれ!
迷ったら使うべき3つのフォント
学会発表の資料には、「游ゴシック」「ヒラギノ角ゴシック」「メイリオ」の3つのフォントが特におすすめです。
これらのフォントは、読みやすさとデザイン性のバランスが良く、スライドやポスター、配布資料といった学会発表の形式に最適です。
中でも「游ゴシック」は標準的でどの場面でも使いやすく、個人的には最もおすすめです!
それぞれの特徴を簡単にまとめると
- 游ゴシック:視認性が高く、文字間隔が整っている
- ヒラギノ角ゴシック:美しいデザインで、Macでは標準装備されている
- メイリオ:文字が太く、遠くからでも読みやすい
という特長があります。
迷ったときは、この3つのフォントから選べば間違いありません。
使い方次第で、誰でも見やすく印象的な資料を作成することができますよ。
おすすめなのはわかったけど、3つから絞れません…。
次のパートで3つのフォントの特徴やおすすめポイントを解説しますね!
3つのフォントの由来と特徴
ここでは先ほどご紹介した3つのフォントの由来や特徴について、詳しくお話しします。
游ゴシック
游ゴシックは「字游工房」によってデザインされ、その「游」という名前が由来です。
線の太さと形状は細めで、文字間隔が適度に整っており、全体的にスッキリとした印象を与えます。
また、Windows 8.1以降のWindowsやMavericks以降のmacOSに標準搭載されており、異なるOS間でも表示が統一されやすいのが特徴です。
ヒラギノ角ゴシック
ヒラギノ角ゴシックは、株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(旧・大日本スクリーン製造)によって開発された有料フォントです。
そのデザインは無駄のない洗練された線が特徴で、やや広めのフトコロを持つことで、高い読みやすさと視覚的な存在感を両立しています。
macOSに標準搭載されており、その美しいデザインと優れた視認性から、印刷物やデジタルメディアなど多岐にわたる分野で活用されています。
ただし、Windows環境で利用する場合はフォントを別途導入する必要があるため、使用時には注意が必要です!
メイリオ
メイリオは、「明瞭」という言葉に由来するフォントで、画面上の視認性と判読性の高さを追求して設計されています。
特にディスプレイ上での表示が美しく、プロジェクターでの投影や印刷物においても優れた読みやすさを発揮します。
字形は全体的に横幅が広く、デジタル感のあるデザインが特徴ですが、長時間見ても目が疲れにくい点が大きな魅力です。
どうして「游ゴシック」がいいの?
僕が最もおすすめしている游ゴシックは学会資料で特におすすめのフォントです。
その理由は、読みやすさとデザインのバランスが非常に優れているからです。
游ゴシックの文字は均整が取れており、文字間隔(カーニング)も適切に調整されています。
このため、長時間見ても目が疲れにくく、スライドやポスターに最適です。
スッキリと洗練された印象じゃないですか?
また、線の太さ(ウェイト)が過度に強調されないため、どのデバイスや印刷物でも美しく見えるのが大きな特徴です。
実際に游ゴシックを使ったスライドは、プロジェクターで投影しても文字がにじみにくく、はっきりと表示されます。
多くの学会発表でも採用されており、信頼性の高いフォントとして広く認識されています。
学会発表資料を作る際には、ぜひ第一候補として検討してみてください!
どうして「ヒラギノ角ゴシック」がいいの?
ヒラギノ角ゴシックは、日本語フォントの中でも洗練されたデザインが特徴で、多くの場面で利用されています。
このフォントは縦線と横線の太さが均一で、角張った形状を持つため、文字がはっきりと見えます。
また、文字の端にアクセントがつけられているため、デザイン性が高いだけでなく、読みやすさも抜群です。
さらに、極細から極太まで10種類(W0〜W9)の太さを選べるので、学会ポスターやスライド、印刷物などさまざまな用途に対応できます。
ヒラギノ角ゴシックの醍醐味は、太さ調整の豊富さです!
多すぎて、逆に悩んでしまうくらいです(笑)
特にmacOSやiOSでは標準フォントとして使用されており、デジタル画面でも美しく見えるのが大きな魅力です。
読みやすく、かつデザイン性のあるフォントを探しているなら、ぜひヒラギノ角ゴシックを試してみてください!
どうして「メイリオ」がいいの?
メイリオは、画面上での文字の見やすさを重視して設計されており、特にClearType技術と組み合わせることで、文字が滑らかに表示されます。
メイリオの特徴の一つは、欧文部分がプロポーショナル(文字ごとに幅が異なる)で、和文部分は等幅(すべての文字が同じ幅)という独自のスタイルです。
このバランスにより、見た目が整い、読みやすさが向上しています。
また、直線と曲線が明確で、文字に適度な膨らみがあるため、長時間見ても目が疲れにくいのが嬉しいポイントです。
あれ?文字がちょっと上にズレてる?
よくぞ気づいてくれました!
僕も気になってるんです。そこがちょっと使いにくいポイントですね…。
そうは言っても、Windowsに標準搭載されていることから、ビジネス文書やプレゼンテーション資料に幅広く活用されています。
特にプロジェクターでの投影でも文字がくっきり表示されるため、視覚的な印象を損なわずに効果的なプレゼンを行えます。
画面上での視認性を最重視するなら、メイリオは間違いない選択です!
学会で評価される資料作りの第一歩は「フォント」で決まる!
「学会で評価される資料作りの第一歩はフォント選び」といっても過言ではないと思っています。
文字を読んでもらわなければ始まらないですからね!
図解だけでは流石に伝えきれません…!
適切なフォントを選ぶだけで、聴衆の印象は大きく変わります。
聴衆が資料を見たときに最初に感じるのは、内容そのものよりも「見やすさ」や「デザイン」です。
フォントが適切でないと、資料が読みづらくなり、発表内容に集中してもらえなくなってしまいます。
フォント選びは資料作りの土台です!
学会で評価される発表を目指すなら、まずは適切なフォントを選びましょう。
まとめ
最後に本記事の内容をおさらいしましょう。
- 学会発表資料作りの第一歩は、適切なフォント選び
- 読みやすく、伝わるフォント3選
- 游ゴシック
- ヒラギノ角ゴシック
- メイリオ
- 適切なフォント選びで得られること
- 聴衆が内容に集中できる
- 結果として評価も高まる
- フォント選びに割く時間が減り、内容に注力できる
資料の読みやすさや印象は、フォント選び次第で大きく変わります。
フォント選びは資料作りの基礎であり、成功する発表のカギです。
迷ったときは、この3つのフォントを活用し、プロフェッショナルな印象を与える資料作りを目指しましょう!
先輩や上司は、そういうところも見てますよ!
一味違うところを見せてあげましょう🔥